車のメンテナンスは費用が掛かり維持費が大変ですよね
調子も悪くないのに交換時期が来ただけで交換されてしまうし・・悪くなってから交換でもいいんじゃないかと疑問に思いませんか?
趣味でクルマを所有するならいくら掛かってもいいと思いますが・・
生活の足として所有するには、維持費が高いと困りますよね・・・
この記事では、
車の使う上で、定期交換部品を交換する必要性について解説しています。
いつ交換するのがベストなのか解ります。
こんな方にこの記事はおすすめです。
- 車は乗るだけでメンテナンスは車検の時だけと言う人
- 車のメンテナンスに興味あるが何をしたらいいか解らない人
- 車をいつもベストな状態で乗り続けたい人
- 時間と費用を無駄にしたくない人
そもそも定期交換部品て何ですか?ですよね・・・
定期交換部品て何 ?
定期交換部品 = 消耗品
自動車は、機械と機械の合体物で動いています。機械を動かすとどうしても消耗する部分が出てきます。
その消耗してくる部分を定期的に交換する事で機械は順調に動いてくれます。
クルマの定期交換部品には、どんなものがあるかわかりますか?
定期交換部費の種類
定期交換部品は時期や走行距離で交換時期が違いますが
どんなものがあるのか見てみたいと思います。
油脂類(オイルや水)
- エンジンオイル
- エンジンオイルのオイルフィルター
- ミッションオイル(AT車・MT車)
- デフオイル(4WD・FR車)
- ブレーキオイル
- クーラント(冷却水)
エンジン系
- スパークプラグ
- エアークリーナーエレメント(エアフィルター)
- タイミングベルト(コグベルト)
- Vベルト(Vリブドベルト)
ミッション系
- ミッションオイルのフィルター
制動装置系
- ブレーキパット
- ブレーキライニング
- ドラムブレーキのホイールシリンダーカップ
動力伝達系
- タイヤ
燃料系
- フューエルストレーナー
電気系
- バッテリー
定期交換では無いが都度交換や補充が必要な物
- 電球(ヘットライト・スモール・ブレーキランプ等)
- ウインドウオッシャー液
- ワイパーゴム
- ガソリン(レギュラーガソリンやハイオクガソリン)
すごく沢山あるありますよね。全部交換したら大変な維持費がかかります。
どんなに高級車から大衆車でも全部同じように部品がついています。
定期交換部品は交換しないとどうなる?
壊れてから交換してもよいのでは?と思っていませんか?
実は、それではダメです。
例えば
みなさんが、身につけている靴で例えます。
靴が定期交換部品だとして定期交換していないとどうなる?
靴の底が抜けて素足で歩き続けると足の裏を怪我しますよね?
靴は、傷んだら交換しますよね?
それと同じでダメになる前に交換してあげることで安全に歩行できますよね
怪我をするまで交換をしないで、
怪我してから交換したのでは、靴だけ交換するのと怪我の治療と余計な出費が発生します。
クルマで例えると、タイヤ交換も定期交換です。
タイヤの溝が無いまま(スリップサイン)走り続けると、
走行中にタイヤがバーストして大事故になってしまう場合があります。
そうなる前に定期交換しておけば、タイヤ交換代だけで済んでいたのに
クルマの事故の修理代や、
人を怪我させていたらもっと大変な事に発展してしまいます。
定期交換部品はダメになってから交換したんでは、ダメですね
もう一つ例を挙げると
バッテリー交換も定期交換です。
バッテリー上がりもそうですね
エンジンの掛からないクルマは、ただの鉄の塊です。
バッテリーも定期的に交換しないとエンジンが掛からなくなり、
仕事に遅れたり待ち合わせに遅れたり
余計な時間を使うことになります。
しかも、定期交換していれば、バッテリー代と取替工賃だけで済んだのに
バッテリー上がりだと、交換代以外に出張料金も掛かり余計な費用も追加されます。
では、定期交換部品はどのタイミングで交換するのがベスト?
定期交換部品を交換するタイミングは?
取扱説明書通りに、1つ1つ時期が交換するのでは、大変です。
では、定期交換部品を交換するおすすめのタイミングは、どんな時か?
それは、車検や定期点検の時です。
何で、車検や定期点検の時に交換するのがいいの?
定期交換部品は、ピッタリその時期に交換する必要はありません。
交換時期が少し前後しても問題がありません。
ですので、車検や定期点検の時にまとめて交換するのがおすすめです。
車検や定期点検の時に交換すると
点検記録簿にも記載されますので他の整備工場で
整備する時も目安になりますよ
しかし車検や定期点検の時にまとめて整備すると費用が負担が大きくなります。
こんな事ありませんでしたか?
ディーラーで車検の見積もりをやるとすごく高いと思った事ないですか?
車検の見積りが高くて驚いた時がありませんか?
整備工場では、
定期交換部品を車検の見積りに混ぜて説明している時が多いですね!
実は、定期交換部品を見積りに混ぜて説明してくれる
整備工場は凄く親切ですね
なんで?
定期交換部品を混ぜると見積もりが高くなるので、安く見せる為に定期交換部品を見積りに混ぜないで説明する整備工場は信用できませんね。
みなさんは、車検整備をどこでやってますか?
車検は、どこで受ける?
車検を受けれる場所はどこががあるのでしょう。
- ディーラーで車検を受ける
- 一般の整備工場で車検を受ける
- 宣伝で多い安車検で車検を受ける
ディーラーで車検を受ける
みなさんの、ほとんどがディーラー車検ですかね?
ディーラーで車検をやると高いと思っていませんか?
じゃあ何でディーラーは高いのか・・実は理由があります。
理由
車検は、陸運局が定める車検整備基準があります。その基準に達すると車検が通り、また2年間乗れるようになります。
しかしディーラー車検は、陸運局以上に厳しい社内整備基準を設けています。
クルマをより安全に使用する為に厳しい基準を設けて整備しています。
しかもディーラーでは車検後、定期交換部品が1年間持たないようなら交換をお勧めしてきます。
よって見積りが高くなります。
簡単に説明すると
みなさんのクルマの使い方で、次の車検までのおおよその走行距離が解りますよね?
例えば
新車で買ってから、3年で初めての車検だった場合
走行距離が3万㌔だった場合
1年で、1万㌔走行しているので、
次の車検は2年後なので総走行距離は、5万㌔ですよね
て事は、初回の車検後4年目で4万㌔走行するので、4万㌔までの定期交換部品を見積りに入れ説明してくれてるはずです。
だからディーラーで車検を見積りすると高いのです。
但し、定期交換部品は、絶対に交換をするわけではなく、あくまでも見積りなので省くことも出来ます。
ディーラーでは、
見積り説明で
「この部品はあと半年位持ちますが交換しますか?」と
みなさんに選択を求めてきます。
交換するかしないか、選べますよ。
ただ定期交換部品を交換しないで使用していると故障の原因になりますので、
時期が来たら交換しなければなりません。
都度、時期が来たら整備工場に入庫しなければなりません・・手間ですよね?
わざわざ時間を作って入庫させ整備してもらって費用を払う。
結局は一回で払うか何回かに整備を分けて支払うかなので
かかる費用は同じです。
でも時間は?もう、わかりますよね
車検整備と一緒に定期交換部品も交換がおすすめです。
一般の整備工場で車検を受ける
最近では、
オートバックスやイエローハットでも整備付き車検をやっていますよね
でも、定期交換部品の交換も車検の見積りに入れてくれる整備工場ならいいのですが、
安く見せる為に定期交換部品を見積りに入れない所は、やめた方がいいです。
後で故障の原因になります。
宣伝で多い安車検で車検を受ける
上記で説明した通りに考えるとどうでしょうか?
車検整備をやってくれれば、まだいいのですが
車検を通すだけの車検なら確実に車検後故障します。
走行距離が少ないからとオイル交換もしないで、乗り続けるのは、後から莫大な修理代が掛かりますので覚悟が必要です。
自分で簡単にできるメンテナンスはあるの?
自分で簡単にできる作業はあるの?
質問でよく言われるのが、
メンテナンスに興味があるけど自分ではやった事が無いけど自分でも点検や交換をしてみたい・・・けど簡単にやれることはあるの?
少なからずやれる事はありますよ!
基本的には、クルマには取扱説明書が付属されています。
自分でメンテナンスする為の解説書
一冊は、常備的に持っておいた方がいいですよ
自分でメンテナンスする為に何冊か見てみましたが、これが一番かな!
クルマのメンテナンスを写真付きで解説してくれているおすすめの本です。
最近のクルマはコンピュータ制御され、メンテナンスするのが難しくなっています。メンテナンスは整備工場任せという人も多いかもしれません。
定期交換の時期や走行距離はクルマによって違います。
取扱説明書を見て自分でやれる事を説明します。
油脂類系
エンジンオイルのレベル量や汚れのチェック
エンジンオイルは、通常5000㌔位で交換していきます。
取扱説明書には、1万㌔で交換と記載せれているのがおおいかな?
でも、おすすめ交換時期は5000キロです。
エンジンオイルのレベルをチェックする理由。
異常な汚れ・オイルの減りを見ます。
異常な汚れは、プロの整備士が見ないとわかりにくいんですが、
自分でチェックするのは、オイルの量です。
オイルの量がレベルゲージより多いか・少ないかです。
たぶん、少ないは理由が何となくわかりますよね?
オイル漏れやオイルが燃焼室に混じりガソリンと一緒に燃えている場合です。
オイルのレベルゲージの「LOレベル」よりも上(多い)分には全然問題ないのですが、
「LOレベルよりも下(少ない)の場合は整備工場に相談が必要です。
ここからは余談ですが・・・・
エンジンダイリュウション
余談ですので覚えなくていいです。
エンジンダイリュウションって言う故障名って聞いたことありますか?
聞いた事があっても中々この症状のクルマに出会うのは難しいですよね。
オイルレベルゲージよりも多い時は注意です!
クルマに詳しい方だと「増えるわけないじゃん!」つて言うのが常識ですかね・・・
実は、使い方によっては、増える場合があります・・・
シビアコンディションって聞いたことありますかね・・
一度だけとんでもない事があってビックリしました。
通常2.5リットルで正常量のクルマで、その時は抜いてみたら8Lくらい入っていたと思います。
もちろんエンジンは不調でマフラーから白煙が出ていて・・・
故障原因は、
ガソリンがエンジンオイルに混ざってオイルの量が増える症状です。
この時の修理はエンジン乗せ替えの大修理でしたね・・・
エンジンダイリュウションについては、ここまでにします。
後日、ご要望をコメント頂ければ、別記事あげますね
LLCロングライフクーラント補充
ロングライフクーラントのリザーブタンクにクーラントの補充。
ロングライフクーラントの補充には、注意があります。
イラストにある様にタンクにMAXからMINが有りますがMAX以上に補充しないでください。
MAX以上に補充するとエンジンが熱くなると
クーラントの吹き返しがありタンクから漏れる場合があります。
必ず補充をする場合は、MAXまでです。
タイヤのエアチェック
タイヤのエアチェックは燃費にもかかわってきますので、こまめにチェックが必要です。
ガソリンスタンドで無料でチェック出来ますので
初めての方は、一度チャレンジしてみるといいですよ
やり方が解らない時はスタンドのスタッフに聞くといいですよ
一回やり方を覚えてしまえば簡単ですよ。
タイヤの空気圧は、運転席のドアを開けると内側に記載されています。
忘れがちなスペアータイヤの空気圧も見ておくと、
いざという時に助かりますよ。
まとめ
クルマを使う以上、安全に乗る為に定期交換部品の交換は絶対です。
特に油脂類は気を遣った方がいいですね。
定期交換部品を交換しないで乗り続け故障してから
定期交換部品とそれ以上の修理代と時間が無駄になります。
みなさんも、車検の時に費用は掛かりますが一緒に交換する事が実は一番経済的だとわかって頂ければ幸いです
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