運転席側のヘットランプの明かりがついていないと、友人に言われ始めて球切れに気づいたんです。もちろん球切れに気づいたのは夜です。
修理工場も閉まっています。でも替えのバルブは買い置きしてあったので自分で交換してみようかと、しかしOEMでダイハツのトラックがスバルになっちゃいましたよね。交換の仕方も以前とぜんぜん違いますよね。
ダイハツの軽トラックをスバルサンバーと名乗る様になった初期モデルのトラックのヘットライトバルブの交換手順を写真で解説しています。
車輌データ
- 車名 スバル
- 車種 サンバートラック(ダイハツのトラック初期版)
- 型式 EDB-S211H
- 年式 H25.9
目次
サンバートラックのヘットライトバルブ交換の準備
まずは、ヘットライトのバルブ交換する上で必要な部品や工具を準備します。
今回の作業で使用した工具は、写真を撮っていませんが、紹介した工具は同じものを使って作業しました。
KOITO [小糸製作所] ノーマルバルブ 四輪車ハロゲン前照灯用 (一般車用) [12V60/55W] クリアー [1個入り] H4 [品番] 0456
ヘットライトバルブは、H4バルブを使用していますが、こんな人いませんか?
「どうせ交換するならハイワットのバルブに交換しよう!」
居ますよね? 前は、自分もその一人でした。(;゚Д゚)
趣味で交換する人ならば、ぜんぜんokですが、特にこだわりが無いのならここで紹介している小糸製のバルブがおすすめです。
理由は、切れにくいからです。
国産で信頼出来るバルブを選ぶなら小糸製にした方がいいです。
しかも、価格も安いです。1個1200円前後で球切れしにくいので、いつも小糸製にしています。
SK11 ソケットレンチセット TS-312M 12PCS 差込角:9.5mm 12点 1セット

ソケットレンチセットって持っていますか?
今回のヘットライトバルブの交換で使用するのは、10mmと12mmを使いますが、この際にセット品どうですか?
高い工具は必要ないと思いますが、SKシリーズの工具は、比較的安価で売っていますが、ケースとかデザインがカッコイイんですよね。
DIYされる人で、SKシリーズを使っている人多いんじゃないですかね。
クリップクランプツール 5点セット
クリップ剥がしは無くても出来ますが、ライトユニットを取り外す時にあると便利です。
サンバートラックのヘットランプバルブ交換の手順
早速、交換作業してみます。 最初から説明しますので、参考になれば嬉しいです。
ヘットライトの取り外し作業

運転席側のライトが点いていないですね。バルブ交換します。

運転席のドアを開けると、ネジが4つ見えます。
解りやすいように、赤い矢印の部分です。
この4つを、10mmのソケットで外します。

次にフロントバンパーの下に10mmのソケットで外します。
ネジを無くさない様に注意です。

ナンバープレートを外すと赤い矢印の穴が開いている奥に10mmのネジがあります。 そのネジを外します。

右ヘットライトの上についているカバーを浮かします。
最初の方で、ネジを4つ外しておいたので、簡単にカバーが持ち上がります。
カバーを浮かすと、赤い矢印の12mmのネジが見えます。
このネジを外します。12mmのソケットを使うのは、このネジだけです。
他は、全部10mmです。
ヘットライトバルブ取り外し作業

12mmのネジを外すとヘットライトが取り外せます。
外す時は、クリップ剥がしをライトとボディの隙間に差し込んでテコの原理で外します。

取り外すと、ヘットライトに配線がいっぱい付いています。
赤い矢印の配線部分にH4のバルブ(球)が付いています。
今からこのバルブを取り外していきます。

配線を外すと、H4バルブの差し込み部分が見えてきます。
配線を外す時に、カプラー(H4バルブと車輌側の配線を繋いでいる部分)が固く外しにくいですが、つまみながら頑張って外してみて下さい。
赤い矢印の黒い部分(ゴム部)を引っ張って外します。
ひっぱると簡単に取れます。 このゴムは水が入らない様にするものです。

黒いゴムカバーを取り外すと、バルブ部が見えてきます。
赤い矢印の針金のつまみを押して横にずらすと、針金が外れます。
始めて交換をする方は、留め金を取り外す前に、よく観察して下さい。
取り外しした後に、どうやって取付けるか解らなくなったと言う人が、かなり多いです。構造は、簡単ですので難しく考えないで作業してみて下さい。

留め金を外したらバルブを取り外します。
これで、バルブが取り外せました。
新品のバルブと交換していきます。
バルブを良く見ると、ヘットライトに取付ける側に爪が3つあります。
3つの内 1つだけ爪が大きいです。
取り外す時に、どこが大きい爪の位置か確認しておくと、取付ける時に楽です。
ヘットライトバルブ位置決め金具の確認

ヘットライトバルブの確認
写真に1番から3番まで番号を振りましたが、1番が金具が大きいのがわかりますか?
ヘットライトユニットにヘットライトバルブを取付ける時に、1番の部分が大きい為、大きい固定金具に合わせてバルブを差し込んでください。
ここを間違えると、うまく収まりません。
小糸製ヘットライトバルブ取付作業

まず注意事項ですが、ヘットライトバルブのガラス部分は

手で絶対に触らないこと
ここは、絶対に守ってください。
もし触ってしまうと、手に着いた油でガラス部分を触ってしまうと、取り付け後ライトを点灯して使い続けると、ガラスが割れます。
バルブが割れると、割れた破片はライトの中に残り取り除くことが出来ません。
最悪、ライト本体を交換しないと車検が通らなくなる恐れがありますので、バルブのガラス部分は、手で触らない事です。
写真では、テスト的にガラス部分を触っていますが、絶対にNGです。

まずは、新品のバルブをヘットライトユニットに取付ける前に、バルブ単体で不良が無いか確認します。点灯確認が出来たら、ライトユニットに取付していきます。

新品のバルブを取り外しした逆の手順で取付けていきます。
- バルブの収まる位置大丈夫ですか?
- 留め金はちゃんと留められましたか?
- 黒いゴムカバーをちゃんとはめ込みましたか?
この3点チェックをして下さい。okなら配線を取り付けします。

再度、点灯確認をここでします。
取付けのミスや配線の付け忘れが、ここで確認できます。
ヘットライト取り付け作業

ヘットライトを取り付けするのは、取り外しの逆作業をします。
取付ける時に、写真にある赤い矢印の穴に向かってヘットライトのクリップがはまる様に取付けていきます。
位置決めが出来たら、クリップと穴のあたりを、ハマる様にライトを叩いてハメます。

ヘットライトをハメ込んだら、取り外しの逆作業でネジを取付けていきます。
取付け終わったら作業完了です。
どうですか? 出来ましたか?
まとめ
スバルのサンバーは、なぜダイハツになってしまったんだろ~(;゚Д゚)
ヘットライトのバルブ交換の仕方も純正スバルサンバーとぜんぜんやり方が違いますよね・・ 以前なら、室内からライトバルブの交換が出来たのにバンパーずらしからのライトユニットまで外さないとバルブ交換が出来ないとは・・
まぁ DIYに興味がある人は、ぜひ挑戦してみて下さい。
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