スバルサンバーバン(ハイゼットバン)の荷室にLEDテープライトで作業灯を取付けします。
最近は、何故かスバルのサンバー(OEMダイハツハイゼット)ばかりDIYしているような…
以前も、ダイハツのハイゼットパネルバンにLEDテープライトで作業灯を取り付けしましたが、このスバルサンバーバン(ハイゼットバン)にも同じように取付けます。
作業手順や用意する部品や工具を紹介しますが、素人DIYなのでプロの整備士さんのように上手には出来ないと思いますが、頑張って取付してみます。
興味がある人は参考になると思いますのでDIYで挑戦してみて下さい。
スバル サンバーバンにLEDテープライトを室内灯&作業灯として取付
ルーフトリムの材質が「ケバケバ」していてルーフトリムに直接LEDテープライトを取付ける事が出来ません。
そこで アクリル板を使ってLEDテープライトを取付ける事にしました。
スバル サンバーパネルバン(OEMでダイハツのハイゼットトラック)にもLEDテープライト取付しています。
DIYの参考に見てみて下さい。スバル サンバー 内装 改造 室内灯 荷室灯 LEDテープライト 取付
スバル サンバーバン (OEMダイハツのハイゼット)型式S321B のコーションプレート
車名 スバル 車種 サンバーバン
型式 EDB-S321B-ZQRF
ダイハツで言う所の、ハイゼットカーゴですね!
ダイハツ ハイゼットカーゴ
スバル サンバーバンにLEDテープライトを取り付けしましたが、ダイハツハイゼットカーゴもOEMで同じですよね。
なので、ハイゼットカーゴに取付するにしても参考になると思いますよ!
作業に入る前に用意する部品や工具を紹介します。
もちろん高価な工具は持っていません!
100均で買った物もあります!(;゚Д゚)
工具は、ほかの作業でも使えるので、my工具として集めるといいですよ!
このLEDテープライトを選んだ理由があります。
LEDテープライトはハロゲンランプと違い場所をとりません。(でっぱり)
しかし、テープライトは薄手の為テープライトに物が当たると破れやすいです。
このテープライトは防水タイプになっていてテープライトに防水加工がされています。
テープライトが厚手になっていて破れにくいのでおすすめです。
【外形寸法】
テープライト幅:約10mm
テープライト厚み:約3mm
ケーブル長さ:約150cm
※赤いコードがプラス(+)極、黒いコードがマイナス(-)極です。【仕様・諸元】
LED仕様:5050SMD3チップLED
入力電圧:DC12V
消費電流(100cmあたり):約0.64A(実測値)
防水加工:テープライト本体のみ
LEDテープライトを貼り付ける為の受け板として使います。
アクリル板の穴あけ加工用に使います。
配線を接続する為に必要な道具です。持っていなければキット品がお得です。
LEDテープライトは、粘着テープが最初から付いていますが、そのまま貼り付けると剥がれます。理由は、粘着テープが薄手でクッション性が無く剥がれやすいです。クルマのボディに直接貼り付けますが、結露や熱に耐えられるように、この両面テープで二重で貼り付けします。
クリップ剥がし&トリム剥がしで必要です。ここまでのセット品があれば大抵は全部の剥がし作業が出来ます。
電源安定供給用のリレーは取付しません。
理由は
さすがのLEDだなと・・
1mで実測で0.64Aの消費電流なのでリレーは使わなくてもいいかなと・・
こんな理由です。
LEDテープライト用のヒューズは取付しません。
理由
配線がショートした場合に車両が火災にならない様にヒューズを取付けなくても大丈夫?と思いましたか?
ヒューズはシガライターから電源を取るので、シガライター電源のヒューズで代用します。
なので配線ショートがあった場合はシガライターのヒューズが飛びます。
スバル サンバーバン 作業灯&室内灯 LEDテープライトの取り付けまでの手順
作業手順別に説明していきます。
- ロッカースイッチの取付場所を確認
- ロッカースイッチ取付け
- ロッカースイッチからルーフまで配線引き回し
- LEDテープライトを加工
- アクリル板穴あけ加工
- LEDテープライトをルーフトリム部に取付け
- LEDテープライト取付完了
スバル サンバーバン 作業灯&室内灯 LEDテープライト 取付準備
早速 取り付け作業に入りたいと思います。
頑張れば、取り付けできますよ!
できる限る細かく紹介しますので、ぜひ参考に!
まずは、点灯用のスイッチを↑写真のどこに取付けるかです。
1 と 2でスイッチの取付ける場所を迷っています。
結果からお伝えすると1番に取付する事になりました。
1.は オプショナルパーツでコンセント電源が取り付けられるスペースみたいです。
2.は 写真を見て解りますが、スイッチを取り付けするプラグが1と比べると正方形に近い長方形なんですよね。
なぜか 2に合う市販のスイッチが見つからなかったんですよね。
この場所に合うスイッチはこちらです。
このエーモンのスイッチがスバルサンバーバンのシガライター横に合うならLEDテープライトのON・OFF以外にも使えます
エーモン ロッカスイッチ DC12V・15A
↑の2023年現在ロッカースイッチは生産終了となっていました。
スバル サンバーバン 作業灯&室内灯 LEDテープライトのスイッチ取付け
スイッチの取付けです。
スイッチを取り付けするのに、シガライター電源からACC電源(アクセサリー電源)を取ります。
スイッチを取り付けする場所とシガライター電源が近いので作業しやすいです。
シガライター電源の配線は、ヒューズカバーを外すことで簡単に作業できます。
ヒューズカバーの取り外し方は、取扱説明書に記載がありました。
こんな感じです。 P315ページです。
ヒュースカバーを真下に引くと有ります。
ヒュースカバーを取り外すと、作業の途中で写真を撮ったんですがヒューズがこんな感じになっています。
スバル サンバーバン 作業灯&室内灯 シガライター電源からACC電源取り
シガライター電源が、ヒューズBOXから良く見えています。
写真にある白いカプラーを左方向に外します。
ここでポイントです。
写真に 1 と2 があると思います。
2番はシガライターの配線を固定する為のクリップです。
1番はシガライター配線のクリップを取り付けする穴です。
シガライター電源の白いカプラーを外すと、2番のクリップが1番に固定されていて、そのままだとACC電源を接続する作業が出来ません。
なので、クリップを外します。
外し方は、配線ごと引っ張ると簡単に外れました。
クリップを外すと、配線の遊びが大きく手前の方へ引っ張りやすく作業しやすいですよ。
シガライター電源からスイッチまでの配線です。
シガライター電源からスイッチまでの距離が近いので、配線は短めです。
配線の片側にエレクトリカルタップ(赤)を取付けて反対側に平型ギボシを取付けます。
エレクトリカルタップ側は、シガライター電源です。
平型ギボシ側はスイッチに取付します。
先ほどのエレクトリカルタップが付いた赤い配線をスイッチ側に接続して、シガライター電源の赤い配線に接続します。
接続すると、こんな感じになります。
どうですか?簡単そうに見えますか?
取付けは簡単ですよ! プロの整備士さんなら朝飯前ですね!(^◇^)
ここまでの作業でシガライター電源付近の作業が終わりですので、接続が出来ましたら、シガライター本体に白いカプラーを取付けてヒュースカバーも元に戻します。
スイッチに配線を取り付けします。
写真では、LEDテープライト側の配線も接続しちゃっています(≧▽≦)
LEDテープライト側の配線の接続は、スイッチの取付説明が終わったら、次に説明させて頂きますが、ここでは 1m位に切った 赤い配線に平型ギボシを取付けてスイッチに接続しておいて下さい。
シガライターの隣にロッカースイッチを取り付けすると、取付する穴よりもロッカースイッチが少し大きいので、微調整します。
調整と言っても取付する穴をカッターナイフで削っていくんです。
少しづつスイッチが収まるサイズまで削って行きます。
カッターナイフで削る?
と思いました?
あまり難しく考えなくても大丈夫ですよ。
少しづつ削っていけば、簡単ですよ。
スイッチを無事取付ける事が出来ました。
ここまでがスイッチの取付けです。
出来る限り細かく説明しているので、長くなりましたが取付してみると意外と簡単ですよ。
スバル サンバーバン 作業灯&室内灯 ロッカースイッチからルーフまで配線引き回し
ルーフまでの配線の引き回しも、難しくないので頑張ってやってみます。
ロッカースイッチを取り付けした時に1m位に切った赤い配線をロッカースイッチから写真の1番まで配線を引き回します。
シガライターから写真の1番まで配線を見えない様に引き回す時は、結束バンドを使ってアクセルやブレーキのペダルまで落ちてこない様にします。
実は、最初に1番の所にスイッチを取付ける予定でした。
予定が変わってここにはスイッチを取り付けしません。
写真にスイッチが写っていますが気にしないでください。
話しを戻しますが、今度はルーフまで配線を引き回します。
1.5m位の配線を用意します。
写真の2番から1番に向かって配線を引き回します。
次に写真の2番から3番を通して4番まで引き回します。
3番のところで赤い配線が丸見えだと格好が悪いので、ガラス枠の黒いモールにハメ込むと見えなくなるので4番の所まで引き回します。
4番のところからは、ルーフの灰色のモールに挟み込んで運転席の後ろ位までルーフに配線を引き回します。
ここまでで半分の50%作業完成です。
LEDテープライトを加工
LEDテープライトのパッケージです。
180cmの長さの物を購入したので、真ん中の90cmでハサミでカットします。
LEDテープライトの配線について
実際に現物を見るとわかるんですが、LEDテープライトの配線が細いんです。
おそらく0.3sq位です。 この細さだと配線を接続するのに苦労します。
何故かというと、細すぎて配線ギボシがLEDテープライトの配線とサイズが合いません。
なのでLEDテープライトと0.5~0.75sqの配線を半田で接続します。
180cmを90cmにカットしたLEDテープライト同士を接続していきます。
90cmにカットした赤い配線(+)同士を接続します。
同じ様に黒い配線(-)も接続していきます。
ここでは、エレクトリカルタップを使います。
LEDテープライトの赤い配線はルーフまで来ているスイッチ側の配線と接続します。
黒い配線は、ボディーアースします。
アクリル板穴開け加工
LEDテープライトをルーフに取付けるとルーフトリムが「けばけば」していて両面テープが貼りつきません。
そこで、アクリル板を使います。
1mmの厚さだと、ちょっと薄いかなと思いましたが仮に一度取付けしてみたら案外 いい感じでしたので、このまま作業を進めます。
アクリル板の穴あけ加工は専用のドリル使った方がいいです。
理由は、
切り口からアクリル板が割れる恐れがあるそうです。
日立の電動ドライバーを使用してアクリル板に穴を6か所開けていきます。
印をつけた場所を開けていきます。
新しく購入した、アクリル板ドリルで開けていきます。
こんな感じです。
綺麗に穴が開きました。
やはり新品の刃だからか簡単に加工できました。
割れる感じもありませんでしたので安心できましたね。
スバル サンバーバン 作業灯&室内灯 LEDテープライトをルーフトリム部に取付け
LEDテープライトをルーフトリム部に取付ける下準備が整いました。
ルーフトリム部のレールを取り外します。
10mmボルト1本づつ左右あるボルトを外すとレールが外れます。
外したレールにアクリル板を取り付けます。
アクリル板とレールの取付方法は結束バンドで固定します。
結束バンドを使う事でアクリル板が ズレて貼付けしたLEDテープライトが剥がれない様にする為とレールからアクリル板が外れない様にする為です。
結束バンドで固定が出来たら
両面テープを貼り付けていきます。
アクリル板は実は透明タイプになっています。
傷つき防止で白い紙が貼りつけてあるんです。
そのまま両面テープを貼り付けると
剥がれやすくなりますので両面テープを
貼付けする部分だけカッターナイフで白い紙の部分を
直線にカットしていきます。
カットしたら白い紙を剥がしアクリル板の透明部分に
両面テープを貼り付けていきます。
アクリル板に両面テープを貼付けたらLEDテープライトの長さを合わせながら貼り付けします。
LEDテープライトの方が長いのでハサミで余分な長さ分はカットします。
LEDテープライト側も3Mの両面テープになっています。
アクリル板に貼り付けた両面テープは意味あるの?と思いました?
LEDテープライトにも3Mの両面テープが貼りつけてありますが、そのままアクリル板に貼付けすると、時間が経つと剥がれます。
LEDテープ側の3Mの両面テープが薄すぎて気温や湿気で剥がれてきます。
他のクルマで確認済みです。
3Mのテープが何度も剥がれて、その度に貼り直ししていました(*_*)
そこで市販の両面テープを貼り付けしてから
LEDテープを貼り付けると剥がれにくくなったので
この方法を採用しています。
ルーフトリムのレール取付
レールを取付けていきます。
取付ける時の注意点は・・・特にないです。
外した時と逆作業になります。
アクリル板は1mmの厚さを使ってみました。
1mm以下ですと時間が経つと、折れ曲がってしまうと思い1mmタイプにしています。
ルーフレールの固定が終わりましたら配線の接続をします。
ここまでの作業で90%位の完成です。
もう少しで点灯式がありますので頑張ります。
LEDテープライトから赤い配線(+)と黒い配線(-)がありますよね?
それぞれ接続作業をしていきます。
上の写真を見て下さい。
黒い配線(-)をボルトと接続します。
俗にいう「ボディーアース」です。
赤い配線(+)が垂れ下がっていますよね
次に赤い配線を接続していきます。
LEDテープライトの赤い配線は、ロッカースイッチからの赤い配線と接続します。
赤い配線(+)を接続作業をする時はエンジンキー抜き取り完全にエンジンが掛からない状態で作業します。
理由は
LEDテープライトの電源はシガライター電源から電気を供給します。
要はACC電源です。
ACC電源(アクセサリー電源)はエンジンが掛かっていなくても エンジンキーをACCの位置に回してあると電気が流れます。
電気が流れたまま
赤い配線(+)を接続作業するとショートし故障の原因になってしまいます。
必ずエンジンキーを抜いて作業します。
ロッカースイッチからの赤い配線とLEDテープライトからの赤い配線を接続します。
接続方法は、今回はエレクトリカルタップで接続しましたが深い意味は無いです。
普通はギボシ端子?で接続しますかね・・・
ここまでで、全ての作業が完成しました。
点灯確認します。
スバル サンバーバン 作業灯&室内灯 LEDテープライト取付完了
点灯しました!成功です。
エンジンを始動してからロッカースイッチをONします。
無事取付完成しました。
夜間の点灯がこんな感じです。
なかなかの明るさです。
まとめ
LEDテープライトの取付けでしたが参考になりましたか?
標準装備のルームランプでは、仕事で使うには暗すぎて仕事になりません。
少し工夫するだけで、こんなにも作業効率が上がります。
しかし バンタイプは、荷物の積み降ろしでLEDテープライトが接触しない様に取付する工夫が必要です。
取付ける場所は、お好みで取付て見て下さい。
説明が足らず、取付け作業にわからない事が有りましたらコメント欄にお願いします。
わかる範囲でお答えします。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
ハイゼットバン内装・改造・荷室灯・作業灯・LEDテープライト取付
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