スバル サンバー トラックのリザーブタンクひび割れで冷却水が漏れているが、その場を乗り切るために、リザーブタンクに変わる代替品で応急処置をして乗り切る!

TT・TV系のスバル サンバートラック
TT・TV系のスバル サンバーって生産が終わって何年も経ちますよね。
まだまだ現役で大切に乗っている人多いですかね。
先日の話しですが、クルマの運転席に乗り込もうと思ったら地面が濡れている事に気づいたんです。
「ん? なんだ?」って感じで濡れている場所を確認したら・・・
リザーブタンク?から? 漏れてるじゃん!
リザーブタンクから冷却水が漏れていたが、替えのタンクが無かったので代替品で、その場を何とか乗り切った。ふざけた話です。
リザーブタンクってなに?
そもそもリザーブタンクの役割ってわかりますか?
詳しい方だと、もっと詳しく説明できると思いますが!ざっとこんな感じです。
まず、エンジンを冷やすために、冷却水(要は水です)が循環しています。
エンジンを冷やす方法は、エンジンで熱くなった冷却水をラジエータに送り、自動車の走行風やファンを回して冷却水を冷やします。
ラジエータから冷やされた冷却水を、エンジンに戻し一定の温度を保ちます。(ここまでの説明って完璧じゃないですか?)
エンジンの温度を一定に保つには、エンジンが冷えている時は、早くエンジンが温まる様に、エンジンに送る冷却水の量を少なくし、エンジンが熱い時は、冷却水を多く流す様にします。
その冷却水の流れる量を調節しているのが、サーモスタットです。
冷却水は、エンジンに温められると100℃近くまで熱くなります。
水は、100℃で沸騰します。冷却水を沸騰せない様に、ラジエータの中にある空気を抜き、圧力をかける事で、100℃以上でも沸騰しない様に沸点を上げます。圧力を上げているのは、ラジエータキャップで調整しています。
では、リザーブタンクは何をしているか?
沸点を上げられた冷却水は、温められると膨張します。
空気の入っていない、ラジエータ内部で行き場の無くなった冷却水は、圧力が高められ圧力以上の膨張でラジエータキャップの弁が押されてリザーブタンクに送られてきます。
エンジンを停止し冷却水が冷やされてくると、膨張した冷却水が元に戻ると、今度はリザーブタンクからラジエータに冷却水が戻ります。
その繰り返しで、常にラジエータの中に空気が入らない様にしています。
図解も無く、かなり説明が長くなりましたが、わかりましたか?
スバル サンバートラックのリザーブタンクがひび割れ
話しを戻しますが、
ひび割れしているリザーブタンクを使うと
エンジンが冷えた時に、冷却水が吸えず
ラジエータに空気(エアー)が混入します。
混入すると、正常にエンジンを冷やすことが出来ずに
オーバーヒートを起こします。
なので、早く交換する事が必要なんです。
ですが、
突然の事なので取り換える為のタンクがありません。
どうしましょう…?
困った…
どうしようか?
とりあえず、この場を移動しなければならないので応急処置的なことでこの場をやり過ごせれば・・・とこんな事になっちゃいました。
スバル サンバートラックのリザーブタンクを代替品と交換

こんな事になっています。
そうです!ペットボトルですよ!
プロの整備士のみなさん!
これって有りですよね?
とりあえず、応急処置でこの場を回避します。
更に運が悪く
パーツの在庫がお店に無く…
取り寄せになってしまったんです(T_T)
このまま1週間位乗り続けましたが、
なんとか頑張って乗り切りました。
運が良かったのが、
ラジエータにエアー(空気)が混入していなかったことです。
エアーが、混入していたらオーバーヒートしていましたね。
ちなみに知らなかったんですが、リザーブタンクって通販で買えるんですね・・
純正部品ってディーラーでしか買えないと思っていたので、今は、何でもありな時代ですね。
無謀にもペットボトルしか発想が浮かびませんでした(^^;
スバル サンバー TT1 TT2 98/8~12/2 大野ゴム ラジエター サブタンク SB-5046

まとめ
リザーブタンクの役目は、どのクルマにも同じ役割を担っています。
自動車整備の知識のある方だとわかると思いますが、今回の様な応急処置も馬鹿にしていて面白いですよね。
自動車のメンテナンスをしていても、定期交換部品以外の部品が壊れるとどうしようもないですよね。
古い車になると、予測して整備していかないと遠出が厳しいですよね。
しかし今の時代は、ネットでなんでも手に入りますよね
便利な時代です。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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スバル サンバー トラックのリザーブタンクひび割れで冷却水が漏れる
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